タバコがもたらす体の病気
たばこは煙の入り口である口の中にいろいろな病気をもたらすことがわかっていますが、当然口だけではなくて、体内のあらゆる病気を引き寄せると言われています。その数なんと50以上！ その中には歯周病も含まれていますが、その歯周病菌も血液で体内に運ばれると、病気を引き起こすといいますから、とても恐ろしいものだという認識を持つ必要があると思います。
- 肺・・・誤嚥性肺炎（歯周病菌が原因の肺炎）
- 膵臓・・・歯周病になるとインスリンが効きにくくなり、糖尿病が悪化するといいます。糖尿病になると歯茎に炎症が起こり歯周病が悪化して、まさに負のスパイラル状態になるといいます。
- 関節・・・関節リウマチも歯周病治療で良くなることがあるそうです。
- 脳・・・歯周病菌が動脈硬化を悪化させ、脳梗塞や血管性認知症のリスクを高めるそうです
- 心臓・・・歯周病菌が心臓の弁膜や内幕に付着して、細菌性心内膜炎を起こします
- 子宮・・・歯周病菌の炎症物質が早期の子宮収縮をお越し、早産や低体重児出産のリスクを高めるそうです
- 手足・・・歯周病菌が手足の動脈がつまるバージャー病のリスクを高めるそうです
悪さし過ぎだろうというくらい、体中に悪影響を及ぼすわけですね・・・。歯の健康をもっと重視しなくてはと改めて考えさせられました。
